先取り貯金の効果がすごいお話
このブログでは、節約貯金について発信しています
が、一口に「貯金」と言っても、そのやり方は様々
です。
上の写真のように現金で貯金している方ももちろん
いらっしゃると思いますが、おそらく大半の方は、
大きく分けて次の2パターンに分かれるんじゃ
ないでしょうか。
・普段使いの1つの口座にひたすら貯金
・貯金専用口座や証券口座で貯金・投資分を別管理
それぞれにメリット・デメリットがあると思います
が、表題にもあるとおり、私は後者を推します。
まず、前者のメリット・デメリットと考えるものを
簡単に書いてみます。
前者の「1つの口座で貯金」のよさは、お金が
増えていることを実感しやすいことです。
ネットで預金の残高を見たり、通帳に記帳した
際に、単純に貯金額が150万円から200万円に増え
ていれば嬉しい気持ちになりますよね。
また、その全額がいつでも使える状態でそのまま
口座にあるということも、心の余裕に繋がるかも
しれません。
ただ、デメリットとして、「いつでも使える状態」
であるが故、ある一定の金額を下回らなければいい
だろうと思ってしまって、ある程度までお金を
使ってしまいやすいということも考えられると思い
ます。
もともと150万円あったんだから、これを下回らな
ければ使ってもいいやと考えてしまいがちだと思う
のです。
一方で、貯金専用口座や、投資用の証券口座を
作った場合はどうでしょうか。
デメリットとして考えられるのは、やはり口座が
複数あることによる、管理の煩雑さです。
全財産を数える際に、いちいち2つ以上の口座の
お金を足し算しなければなりません。
ただ、これを大きく上回るメリットがあるとも
考えています。
毎月○万円貯金すると決めて、その分は先に他の
口座に移しておくと、逆に言えば普段使いの口座に
入っているお金は、貯金のことを考えずにすべて
使っていいお金になります。
こうすれば使い過ぎてしまうことはありませんし、
月末に普段使いの口座に入っているお金が少なく
なってくれば、支出を抑えようと思えます。
この積み重ねにより、着実に毎月毎月お金が
貯まります。
ポイントは、「毎月○万円」という先引き貯金の
額を決める時に、「ちょっと意識すれば達成可能」
程度の金額にしておくことです。
目標が大きすぎると途中で挫折してしまうか、節約
が辛くなってしまいます。逆に目標が簡単すぎると
お金をどんどん使えてしまうので、先引きで貯金
している意味があまりなく、節約の効果は薄くなる
でしょう。
このあたりのバランスがうまく取れれば、それほど
苦もなく貯金が続いていくと思います。
貯金専用の口座を作るのも、今はネット銀行が普及
してきているので、スマートフォンで簡単に開設
できます。
さらに一歩進んで、先引きしたお金を銀行口座では
なく、投資用の証券口座に入れることができれば
高価は絶大です。
銀行に預けていても利子は微々たるものですが、
そのお金で投資をしていれば、比較的低リスクな
商品を選んでも、1年で数万円増えるということも
あります(もちろん原価割れのリスクもあるので
しっかり考えてからやる必要はありますが…)。
節約でお金を増やし、そのお金を投資でさらに
増やすという良いサイクルが生まれます。
…この辺は奥が深く、私もまだまだ素人に毛が
生えた程度なので、またしっかり書く機会があれば
書きたいと思います。
いかがでしょうか。みなさんもすでに、先引き貯金
されてますか?
まだの方はぜひご検討ください!