子どもとの時間 ~本当に必要なものにお金をかける~
みなさんこんにちは!節約や貯金についてブログを書いている子育てパパです。
子育て中の貯金って難しいですよね。我が家は息子が1歳半ですが、「これからどんどんお金がかかるようになるよ」とか言われると今から恐ろしいです笑
今回は、「子どもに関するお金の使い方」について書いてみようと思います。
私自身、親には本当にたくさんの愛情を与えてもらってきたと思っていて、両親には本当に感謝しています。いつも子ども優先で、優しく、時に厳しく育ててくれた姿は、見本にしていかなければならないと思っています。
一方で、以前の記事にも少し書いたかもしれませんが、私の両親は節約上手でした。
住宅ローンは退職まで待たずずっと前に完済しており、何度も書いているように海外旅行にも毎年のように行っていました。大学生の時は授業料や生活費を仕送りという形で送ってくれていましたし、特に不自由した思い出が全くないにも関わらず、どうやって節約したのだろうと考えたのが、私の節約開始時の疑問でした。
実は子どもができてから、母に一度だけ、どうやってそんなに貯金したの?と聞いたことがあります。
母の答えは、「お父さんとお母さんはケチだから」でした。
子の私としてはそんな印象は全くありませんでしたが、確かに「生活費の普通以上の節約=ケチ」と考えるとすると、思い当たることがたくさんありました。例を挙げると次のようなものです。
・着られる服が十分にあれば洋服を買う事がほとんどなかった
(このせいで服に興味がなく、全員穴の開いた靴下を履いていたこともあった(←これどうなの?笑))
・おもちゃやお菓子をねだった際は、何度か我慢したら1回買ってくれた
・朝昼晩ほぼ自炊で、外食は本当にたまにしか行かなかった
・水道や電気、冷暖房などは本当にこまめに切っていた
・父は車好きにも関わらず知り合いから安く買った中古車ばかりに乗っていた
・家を建てるまではぼろぼろの社宅にずっと住んでいた
・休日の遊びは、もっぱら父と学校の校庭で野球やサッカー、市民プールだった
今改めて見てみても、そりゃお金が貯まるよなーという感じです。
今私が真似しているのは、次のような点です。
・子どもの服は、知り合いから譲ってもらったものをフル活用する(かわいいのがあった時にはちょこちょこ買ってます)
・おもちゃもいただいたり、飽きにくく長く使えるものを買うようにしている
・旬の安い野菜を活用して、自炊中心の生活をする(妻に感謝…!)
・風呂の湯量調整や電力会社の選択、厚着などによる光熱費の削減(詳しくは以前の記事参照)
・車は中古車や譲ってもらったものに乗る
・安い社宅に住む(家賃4万円以下!)
・サンドイッチを作って公園へ遊びに行く、実家や友人の家に遊びに行く(来てもらう)など、財布にも子どもの刺激にもよい遊び
子どもには惜しみなくいろいろしてあげたいという思いがありますが、上に書いたような節約は、子どもに不利益がほぼないものだと思います。
では、これと逆のことをしたら年間どのくらいお金がかかるでしょうか。あくまで1つの例としてですが、
※最初の( )の中は、上の例と比較して1年間にかかると考えられるお金
・(数千円) 毎月服を買い、あまり着ない服もある
・(数千円) 毎月おもちゃを買うがほとんどすぐに飽きてしまう
・(10万円以上)週に1回、1人1000円の外食をする(3人家族の場合)
・(1万円以上)お湯や冷暖房を必要以上に使う
・(40万円) 5年に1回、200万円の新車を買う(5年で200万円を1年換算)
・(48万円) 家賃8万円の賃貸物件に住む(私の現在の家賃約4万円と比較)
・(6万3000円)年3回大型テーマパークに遊びに行く(入場料7000円×3人×3回)
もちろんそれぞれの状況により金額は大きく変わってきますが、例えば上のような例があった場合は、単純に比較すると1年で100万円以上の差になります。
(上の例を見ると、節約による効果が大きいものがわかりますね。また、効果が小さいものでも、「節約の意識付け」にはなるので、例えば「電気代であんなに頑張って月1000円安くしたのに、コンビニで大量買いしたら無駄になってしまうな」とか考えられるようになります。)
ただし、私が言いたいのは節約して100万円貯金するべきだということではありません。いきなりそんなに切り詰めたらストレスで人生楽しくないですし、「これだけはお金をかけてでもやりたい」というものは、節約のことを考えすぎずに楽しくやるべきだと思います!
あくまで、「無理のない範囲で可能なこと」をやっていけばよいと思っています。
実際に私も、お金をかけるべきことにはしっかりかけています。例えば子ども用品に限っても、
・足にぴったりの靴(パパママの靴より高かった!笑)
・肌に合ったおむつやおしりふき、せっけん
・パパママが疲れた日用の、栄養のある子ども用レトルト食品やお菓子
我が家の場合、今のうちはまだお金のかかるものは少ないですが、これからも子どものためには、本当に必要なものを見極めてしっかりとお金をかけていきたいと思っています。
誤解のないように一応もう一度書きますが、たまには回転寿司にも行きますし、ピザの出前を取ることもあります。旅行に行って2万円とか使うことだってあります。
あくまで、「ストレスのない範囲で、できることから」をモットーにやっています。ストレスが溜まりそうになったら、「節約なんてやめてやる!」となる前に早めに発散しましょう!
皆さんはお子さんとの時間、どんなふうに過ごしていらっしゃいますか?(^^)