greenest’s diary

子育てパパの節約・蓄財や楽しみを発信します

固定費の見直し ~ガス代~

前回、固定費の見直し第3弾として、電気代の見直しについて書きました。

 

greenest.hatenablog.jp

 

今回は同じ光熱費の中の、ガス代について見ていきたいと思います。

 

そもそも、時代の流れとして、「うちはオール電化だからガス使ってないよ!」という方もある程度いらっしゃると思います。そんな方は、そっと画面をお閉じください…笑

また、ガスを使っている方も、料金を下げるのは正直非常に難しいです。基本的には地道に使う量を減らすくらいしかありません

 

ただ、節約のコツはありますし、引っ越しの予定がある方などは比較的大きめの節約ができる可能性があるので、該当する方は試してみてもよいかもしれません。

 

今のところガス会社というのは住んでいる地域によってほぼ決まってしまっている場合も多く、なかなか自由に選ぶということはできません。そうすると、使う量をできるだけ減らすことが重要になります。どのようにしたら節約できるでしょうか。

 

私が実践したポイントは次の2つです。

①お風呂のお湯の量・温度の見直し

②水道水の温度の見直し

 

順番に見ていきます。

 

①お風呂のお湯の量・温度の見直し

 我が家のように小さい子供がいる家庭や、そうでなくても特に寒い時期は毎日入りたいお風呂。特に毎日お風呂に入る方については、ガス代のほとんどはこのお風呂のお湯を沸かす代金だと考えてよいと思います。

 最近はボタン1つで決まった量のお湯が溜まりますが、実はお湯の量は設定で簡単に変えられます。本当に今の量のお湯が必要か考えてみて、例えば200リットル使っていたお湯を4分の3の150リットルにすれば、1日50リットル、1か月で1500リットルものお湯が節約できるのです。1500リットルということは、重さにすると1.5トンです。

これだけのお湯を沸かすエネルギーが減るのでもちろんガス代は大幅に減りますし、水道代の節約にもつながります。

ちなみに、我が家のお湯の量は腰ぐらいまでしかありません 笑

それでも、1歳の息子と一緒に入れば水かさが増えて、息子は座れば肩近くまで浸かれます。ただ、正直ここまでやる必要はないので、あまり無理して真似しないでくださいね 笑

また温度についても、夏場などはそれほど熱くなくても、むしろぬるめの方が気持ちいいと思うので、40度くらいまで下げてみてもよいかもしれません。我が家は夏場は基本39度です 笑

 

②水道水の温度の見直し

 普段あまり意識しませんが、水道からお湯を出すときにも、ガスで水を温めて出しているため、ガス代がかかっています。夏場などに、あまり意識せずお湯を出し続けると、それだけでガス代がかかってもったいないことがわかりますね。

これもお風呂と同じように、夏場はお湯の温度設定を下げたり、水道が取っ手の横回転で温度を調整するタイプのものならば基本は一番温度が低い状態にしておくと、水を出す時のガス代に違いが出てきます。寒い時期は厳しいですし、無理のない範囲でできれば検討してみてはどうでしょうか。

 

ここまでは地道な節約方法について書きましたが、これから引っ越しの予定がある方は、もう1つ頭に入れておくとよいことがあります。

 

まず、ご存じの方も多いと思いますが、一口にガスと言っても大きく2つに分けることができます。

 

(1)都市ガス

(2)プロパンガス

 

ガスの原料などにも違いがありますが、ここでお伝えしたいのは価格の違いです。

 

(1)の都市ガスは、ガス会社が管理しているガスホルダー(外でたまに見かける、緑色などの色の超巨大な球状の物体です)から、地下のガス管を通じて家庭までガスが届くものです。地下にガス管を通すのはお金もかかりますし、地面を掘り起こすことになるので大変で、すべての家にこの方法を使うことはできません。ただし、ガス会社はガスホルダーにガスを入れておけばよいので楽ですよね。

 

(2)のプロパンガスはどうでしょうか。こちらは(1)以外の家庭(地下のガス管が来ていない家庭)でガスを使う際に、ガス会社が小さめのボンベを家の外まで持ってきてくれて、そこからガスを使うという形になります。ガス会社がいちいちボンベを持ってくる必要があるので大変ですね。

 

(1)と(2)で比べると、やはり(1)の方が安くなります。

要は、引っ越しをするのであれば、都市ガスの物件を選ぶとガス代が安いということです。引っ越しの仲介業者の資料には必ず、都市ガスかプロパンガスか、あるいはオール電化なのか書いてあります。

私は現在都市ガスの物件に住んでいますが、前の家はプロパンガスでした。体感として数千円から、冬場などは1万円近く違っていました。

とはいえ、引っ越しというのは一大行事で、ガス代の安さだけで決めるのはあまりに危険です。家賃や場所、セキュリティなどの方を優先して、都市ガスの物件があればラッキーくらいでよいと思います。

 

今まで書いてきた固定費の節約に比べて、ガス代は節約に限度があり、なかなか難しいかもしれません。それでも、無理のない範囲で努力をして結果が数字として出ると、やる気も出ます。

また、意外と大事なのが、こういった小さなことを頑張っていると、衝動買いやコンビニなどでの「何となく買い」がいかに無駄かよくわかって、こういったことをしなくなっていくのです。せっかく頑張ってガス代を1000円減らしても、コンビニで500円分のお菓子や飲み物を2回買うだけですべて吹き飛んでしまいますからね。

 

繰り返しになりますが、無理のない範囲でやることが一番です。節約は無理なく楽しみながら、いかに長く続けるかが一番大事だと思っています。

皆さんの節約ライフについても、コメントお待ちしております!