greenest’s diary

子育てパパの節約・蓄財や楽しみを発信します

固定費の見直し ~電気代~

前回、固定費の見直し第2弾として、家賃の見直しについて書きました。

現在の私は駐車場2台分込みで、家賃が3万5千円ほどです。

例えば家賃6万円の方と比べると、月々2万5千円、年間で30万円も貯金額に差が出ます。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

greenest.hatenablog.jp

 

さて、今回は家賃に関連のある、電気代です。

 

夜に電気を点けないわけにはいかないし、冷暖房を使わなければ体調不良になってしまうため、電気代は減らすにしても限度があります。

 

それでも割と見落とされがちな節約方法があります。前回の家賃節約の記事に関連する部分もあるので、ぜひあわせて検討してみてください。

 

ずばり、光熱水費を節約する最も手っ取り早い方法は、「契約先を変える」です。

 

私は約2年前にかなり古い家に住んでいましたが、その頃は節約を始めていなかったこともあり、かなり光熱水費がかかっていました。

その後引っ越しに伴って電気会社を変えましたが、当時と比べて今は夏場で月々数千円、冬場は月々1万円ほど安くなっています。元が高すぎたせいもありますが…

 

電気については、少し前までは住んでいる地域によって「○○電力」(○○には地域名が入ります)という大企業があり、みんなその会社から電気を供給してもらって電気代を払っていました。

以前に書いたスマートフォン料金の記事で触れた大手の会社のように、この「○○電力」たちは多くの設備を持っていて非常に勢力が強く、電気販売の世界を独占していたのです。

 

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しかし、今は様々な発電方法が生まれる中で独占をやめようという考えが広まり、「電力自由化」という時代になりました。いろいろな会社が電気販売を始めたことで、より多くのお客さんと契約するために、電気代を安くする会社がたくさん出てきています。

 

インターネットで検索すると、自分の地域ではどの電力会社が安いか、比較記事はたくさん出てきます。その中で、名前を聞いたことがあるなど信頼できそうな会社のうち、一番安い会社に変えてしまえばよいのです。

電力会社を変えるのは、新しい電力会社に電話やネット申し込みをするだけで、乗り換え前の電力会社への連絡は基本的に必要ないため、非常に簡単です。

 

…とここまで書いておきながら、実は私の現在の契約先は、最初に書いた「○○電力」(昔からある大手電力会社)です

「言ってることと違うじゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、いったん玄米茶でも飲んで落ち着いてください 笑

 

実は今の家に引っ越すまでは、契約先は別の電力会社でした。前の家は入居の条件として、「この電力会社を使うこと」という指定があったのです。

そして現在の家に引っ越すにあたっていろいろ調べてみたところ、安い会社はたくさんありましたが、例えば「問い合わせをしたくても電話が通じない」とか、「サイトに書いてある電気代と全然違った」みたいな口コミもあり、安さだけに目が行ってしまうと危ないなと思ったのです。

逆に、大手の会社は今までの実績が豊富なので、そういったお客さんへの対応に不備はないはずですし、料金を見ても自分の生活スタイルならかなり安い方だったので、安さと安心のバランスをとって大手会社にしたのです。

節約を始めるとトリッキーなこともしたくなりますが、最終的に損をしないか、ストレスがたまらないかなどを、冷静に、現実的に考えることが何より大切です。

 

現在はうまく節約できていることもあって、例えば7月分の電気代は3,000円台でした。あるサイトによると3人世帯の7月の電気料金の平均は8,000円台後半という情報もあるので、これが正しいとすれば月々5,000円、年間6万円も安い(=貯金できている)ことになります。

 

ご自宅の夏場と冬場の電気代を確認してみて、もっと安そうな、かつ信頼できそうな会社があれば、乗り換えてみてもいいかもしれませんね。

 

効果の大きさで言えば安い電力会社と契約するのが1番ですが、節約には次の方法もあります

 ①断熱性の高い家に住む(ハードル高い)

 ②消費電力の少ない電化製品を使う(ハードル普通)

 ③着るもので調節する(ハードル低い)

 

①は、真夏や真冬でも、窓を閉めておいた時に外の熱を遮断しやすい家に住んでいると、その分エアコンなどを使わなくてよくなり、電気代が減るということです。木造住宅より軽量鉄骨造の住宅、軽量鉄骨造より鉄筋コンクリート(RC)の住宅の方が、一般的に家賃は高くなりますが耐熱性も上がります。ただ、そのためだけに引っ越すのは出費が大きすぎるので、ちょうど引っ越しを考えていた人などしかできないかもしれません。

 

②については、使う電化製品によって電気代にかなりの差が出ます。電化製品も高いとはいえ、①よりは手が付けやすいのではないでしょうか。

我が家では子供が小さいこともあり、冬場はオイルヒーター(器具の中にオイルが入っており、電気でオイルを温めることで熱を発してじんわり部屋が暖かくなる)を使っています。火が出たり異常に熱くなったりしないので安全性が高い反面、フルパワーで一晩点けっぱなしにしたりすると電気代がかなりかかります。

 

一方で、エアコンはそれなりに使っても、それほど電気代が高いと感じたことはありません。上で述べた電気代3,000円台の月も、暑い日はエアコンを普通に使っていました。

夏は扇風機、冬は電気毛布なども使ってみて、電気代を比べてみてもいいかもしれません。

 

③の「着るもので調節する」ですが、これが最も簡単でそれなりの効果もあります。

私は、冬場は家で大げさなくらい分厚い、北極にでもいくのかというような靴下や上下のフリースを着ていて妻によくいじられます。それでも暖房を最小限にできるので、電気代節約に貢献しています。着ているのは「しま〇ら」や「ユニ〇ロ」の、派手な色のだぼっとした、明らかに家着用の服や靴下です。廊下に出たりトイレに行くときも温かいのは助かります。

ただ、頑張りすぎて体調を崩しては元も子もありません。医療費がかかったり、何より気持ちが落ち込んでしまいます。無理のない範囲でやりましょう。

 

どうだったでしょうか。実践できるものはありそうですか?

電気代が安くなると、思わず請求書をわざわざ妻に見せて一緒に喜んだりしています。楽しいですよ 笑

何かできそうなものがあれば、ぜひお試しあれ!