旅行欲を読書で埋める日々
コロナ、なかなか落ち着きませんね。
旅行、行きづらいですよね…
過去のブログでも何回か書いていますが、私は旅行
が大好きです。
お金と時間さえあれば、海外旅行にガンガン行き
たいと思っています。
ただ、今のご時世、お金と時間があったとしても、
海外に出かけるのはちょっと気が引けてしまう方も
多いんじゃないかと思います。
もちろん、仕事で海外に頻繁に行く方もいらっ
しゃるでしょうし、しっかりと感染予防対策をして
旅をされている方もいると思います。
あくまでコロナ禍前と比べると、私のように感染者
の多い地域への旅行に若干抵抗がある方もいらっ
しゃると思うのです。
そこで、題にあるように、私は読書をすることで、
旅行欲を少し発散しています 笑
例えば先日読み終えた、
「ラストレシピ キリンの舌の記憶」という本。
(過去に映画化されており妻と見ましたが、前々回ご紹介
したドラマ化された作品の主人公役の俳優さんがこちらの
映画でも主演していました。たまたまですが、演技が
うまくて割と好きな俳優さんです。)
このお話の主人公は、集合住宅の一室である自宅
から仕事の依頼で中国に飛び、依頼の内容を確認
するために黒塗りの車で広い大きな家に連れて
いかれたり、かと思うと昔ながらの中華料理屋を
営む親友のもとを訪れて愚痴を言いながら料理を
食べるなど、様々な場所を行き来します。
また、本の良いところは空間だけでなく、時間も
同じ感覚で越えていって旅ができることです。
この本でも現在と過去が交互に章になっていて、
まったく同じ目線で現在と過去の話を同時に
楽しむことができます。
ここで当然予想される突っ込みとして、
「旅行って空想上じゃん!実物に勝るものは
ないよ!」というものです。
これに対する私の答えは、
「私も100%同意です!」です!
………
…え!?ってなりますよね 笑
そうなんです。本には基本的に文字しかないので、
実際にその場所に行くことがないのはもちろん、
その場所の写真や絵から情報を得ることもありま
せん。
すべて、自分の頭の中で想像されます。
でもだからこそ、夢中になって読めば読むほど、
自分の中で想像(または創造)した景色が物語と
混ざりあって、想像力・創造力がどんどん掻き立て
られます。
実際に建物や景色を見て「うわあ…」となる感動
とは違って、でも自分が別の時間・空間に一瞬で
飛んでいける。そんな旅行ができます。
感染の波がもう少し落ち着いたら、国内旅行を
また再開しようと思っていますが、それまでは
小説を読むことで、少し違った「旅行」を満喫
しておこうと思っています。
お金もほとんどかからないので、いまは貯金を
頑張って、次の旅行は少し遠出もありかな。
皆さんは「本で旅行」してますか?