買い替える前に「修理」の検討を
使っているものが壊れてしまった時、みなさんは
どうされますか?
ものにもよると思いますが、例えば洗濯機が壊れた
としたら、まずは修理で直るかどうか検討する方が
多いと思います。
これが例えば靴下なら(「壊れた」というより
「破けた」場合を想定します)、多くの方がそれを
捨てて買いなおすと思います。
個人的に、この修理をするか買い替えるかという
判断は、そのものの値段によるところが大きいの
ではないかと思います。
高いものはできれば買いたくないので修理に出し、
安いものはそれほど財布へのダメージもないので
買いなおして新しいものをゲットしちゃおう、
みたいな感じです。
ただ、節約貯金の観点からすると、個人的には
どんなものでもまず「修理」を検討してもよいの
ではないかと思うのです。
自身の経験で思い出される修理は、次のようなもの
があります。
①電子レンジ
5年ほど使ったものが、ある日突然温める能力を
失いました。
安物ではありましたが、2000円ほどで修理して
もらえて結局その倍近い10年弱使えたので、確実に
節約貯金に寄与しています。
②革靴
外側が破損し、皮がベロンとはがれてしまった
時も、私の頭にはまずは修理が思い浮かびました。
入手先のお店に電話したところ快く修理して
いただき、10年以上たった今も現役です。
③ワイシャツ
子どもの食べかすか何かと一緒に洗濯したため、
黄色い濃いシミがついてしまいました。しかも
2枚同時に…
さすがに捨てようかと思っていましたが、ダメ
もとでクリーニング屋の染み抜きを依頼してみた
ところ、綺麗にとれました。
料金も2枚で660円と破格で、買い直すより安く
済みました。
以上の3つだけでも、2万5000円から3万円ほどは
お金が浮いていると思います。
…ちょっと極端な例かもしれませんが、どんなもの
でもまずは修理を検討しているので、他の諸々を
合わせると結構な金額が節約できていると思われ
ます。
また、意外と意識しづらいところですが、ものは
捨てる時にもお金がかかります。
大型家電は粗大ごみ料金やリサイクル料などが
かかりますし、極端なことを言えば靴下1足でも、
有料ごみ袋の一部を占める以上、確実にコストは
かかっています。
ぼろぼろになっても使おうと言いたいわけではあり
ませんが、まだ綺麗で十分使えるものであれば、
一部が壊れてしまっただけなら修理という選択も
ありだと思うのです。
ちなみに私は昔、穴の開いた靴下を糸で縫って
使ったこともありましたが、先輩に引かれてやめ
ました 笑
節約のためというより、買うのが面倒だっただけ
なんですけどね。
なぜか中学の時の裁縫セットが家にあったので、
適当に縫っちゃえと思ってやってみた次第です…笑
買ってから長い時間が経ってしまっていると難しい
ことが多いですが、意外と修理してもらえるもの
って多いんですよね。
節約貯金に繋がるうえ、限りある資源を大切にする
とか、ものを大事にしてますよ感も出せます 笑
ただし1点注意すべきなのは、買い替えてしまった
方が結果的によいこともあるということです。
私の場合、10年以上使った洗濯機や冷蔵庫などを
先日買い替えましたが、いずれも機能などが大幅に
向上し、多くの時間やストレスの解消を生み出して
います。
いくら節約したいとは言っても、毎日家事に追われ
てストレスも受け続けているより、多少はお金を
払ってもそれらから解消される方が、個人的には
優先度が高いと考えました。
洗濯機はボタン一つで乾燥まで全自動ですし、
冷蔵庫も大きくなって、食品を入れる順番とか、
入れる位置なんかをいちいち考える必要がなくなり
ました。
こういった時間は家族で過ごしたり、自分の好きな
ことに使えます。
節約は続かなければ意味がないですし、節約をする
ことにより人生が楽しくなくなってしまうようでは
元も子もないので、そのあたりは自分とよく相談
して、必要なものは買い替えてもよいと思って
います。
いかがでしたでしょうか。
もし身近に壊れてしまったものがある場合は、抵抗
がなければ、ぜひ修理も検討してみてください。
うまく修理ができれば、きっとお得感を感じられる
はずですよ!