節約と両立する、一生できる最高の趣味 ~インドア編~
本気で節約をしていると、趣味にかかるお金も気に
なってしまうことがあります。
そこで、前回に引き続き、お金のほとんど
かからない、一生続けられる趣味を書いてみます。
前回はアウトドア編でしたが、今回はインドア編
です!
それはずばり、「読書」です!
「えー、読書苦手ー」と思ってページを閉じようと
思われた方、もう少しだけ読んでみてください!笑
世の中に読書が好きな方がたくさんいる以上、
やっぱり読書には魅力があるのです!
正直なところ、私は読書が大好きだというわけでは
ありません。時間があればいつでも読書をしたいと
いうタイプでは決してありません。
ただ、少し前に睡眠の質が悪いなと感じている時期
があり、いろいろと考えた結果、寝る直前まで
スマートフォンを触っているのも一つの原因では
ないかと考えることがありました。
でも、風呂上がりに何もせずに寝るのもつまらない
し、テレビを見たりお酒を飲むのも睡眠の質の向上
という観点からは本末転倒です。
そこで、「読書だ!」と思ったのです。
その日からは、入浴前にスマートフォンの目覚まし
をセットし、充電器にセットしてから、朝まで
触らないようにして、風呂上がりに読書をするよう
になりました。
私は小説を主に読みますが、YouTubeなどとは
明らかに違った刺激があります。
作家さんの練りに練った珠玉の言葉でストーリー
が進んでいき、想像力が掻き立てられて、本の
世界にのめり込んでいきます。
疲れているときは読んでいるうちに眠くなります
が、実はそろそろ寝ようと思っても、先が気に
なって「もう1章だけ」と読んでしまうことの
方が圧倒的に多いです 笑
最近は推理とか謎解き系の小説にはまっていて、
余計に先が気になってしまいます。
それでもスマートフォンに比べ、本自体が
光を発していないからか、寝つきはすごくよく
なりました。楽しいしよく眠れるし、一石二鳥
です!
そんな習慣ができてくると、休日の日中も本を
読みたくなることが出てきて、子どもが昼寝を
した時にコーヒーを飲みながら読むこともあり
ます。
世界中のすべての本を読むことは物理的に不可能
なので、裏を返せば一生本を読む趣味は奪われる
ことはありません。
そして、図書館で借りれば無料で読めますし、
自分で所有したい方も、ブックオフなどで超格安
で手に入れられます。
手軽でお金もかからず、言葉や考え方の勉強にも
なって一生楽しめる。
趣味の一つにすることができれば、こんなにいい
ものはないですよね!
最後に、最近読んだ本について少しご紹介します
ね。若干ネタバレもあるかもしれませんので
ご注意ください!
①「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ
最近の読書のマイブームのきっかけになった
本です。
昔先輩から、引っ越しの際に不要になったものが
あるということでいただいたもので、長らく棚の
中で眠っていましたが、時間がある日にふと思い
立って読んでみたのです。
大学生の体格のいい優しい主人公が、若く美しい
本屋の店主を好きになり、その店で働き始めるの
ですが、なぜかその本屋には本にまつわる相談事が
次々と持ち込まれてきて、それを2人で解決して
いくという話です。
映像化もされていて、青春ものの甘酸っぱすぎる
話かななんて思っていたら、かなり本格的な推理が
なされていて、一気に引き込まれました。
1~7まで7冊読み終わり、続編も発売されて
いるためまた読むことになるでしょう。
②白夜行
これも言わずと知れた有名作だと思いますが、
ブックオフでひと際厚い背表紙が印象的でした。
内容にはけっこうダークな部分も含まれている
ので多少好みが分かれるかもしれませんが、最初の
大きな謎が、少しずつ少しずつ繋がっていくという
展開で、途中でやめられなくなる面白さがあり
ます。
とても長いお話ですが、特に終盤は「まだ終わら
ないでくれ」「もっと読んでいたい」と思わせる
ような作品でした。
最後にすべてが解決されるわけではないのです
が、続編と言われている「幻夜」という作品も
あります。それぞれ約800ページあり、昔の自分
では読み切ったことが信じられないほどですが、
それほど楽しく読んでしまいました。
こんなに楽しませてもらえる作品が、ブックオフ
で100円で購入できるなんて、やっぱりいい時代
です^^
③マスカレード・ホテル
これも白夜行などと同じ作家さんの作品です。
超有名俳優さん達により映画化されていて、
私は先に映画を見て、本にも興味を持って読んで
みたという流れです。
このブログで、私は旅行好きだということを
何度か書いていますが、主人公は刑事で、ある
事件のためにホテルマンに扮して捜査をすること
になり、そこで優秀な女性のホテル職員とペアを
組みます。様々なお客さんの相手をしている中で
物語も進んでいきますが、最後はまさか!という
展開が待っていて、読み終わるまでハラハラして
しまいます。
自分も旅行でその一流ホテルにいるかのような
感覚で、他の人とはちょっと違った楽しみ方も
できました 笑
続編も小説・映画ともに公開されており、小説
はおそらく近々買うだろうなと思っています。
いかがでしたでしょうか。
本と一口に言っても、小説の種類もSF、恋愛など
多岐にわたりますし、自己啓発本など小説以外の
ジャンルも多彩です。
どんな人にも、興味のある分野は必ずあると思い
ますので、誰でも趣味にできることだと思います。
本を読むとその世界に引き込まれて想像力が養わ
れる気がしますし、単純に漢字や言葉を吸収する
ことができます。
また、テレビやゲームでは得難い、いろいろな人
(作者、登場人物)の考え方に密接に触れること
ができて、自分の世界も広がります。
前回の記事のランニングと同じで、「嫌だなあ」
という気持ちが先行してしまうとなかなか続け
られませんが、こういう楽しみ・メリットがある
と理解した上で、無理に読まず、読みたいときに
だけ読むようにすれば、自然と楽しくなってくる
と思っています。
私は昨日も寝る前に1時間以上読書してしまい
ました。次は何を読もうかなあ。