greenest’s diary

子育てパパの節約・蓄財や楽しみを発信します

「片付け」と節約の深い関係

みなさんは、「お金持ち」というとどのような外見の人を想像しますか?

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ブランド物の洋服や貴金属を身に着け、派手な車に乗っている人、
シャツにジーンズのような洗練されたシンプルな格好の人。

イメージしがちなのは前者かもしれませんが、じゃあ実際に誰かと聞かれると、セレブキャラの芸能人以外ではあまり見たことがないのではないんじゃないでしょうか。
私が庶民過ぎてお目にかからないだけなのでしょうか…笑

 

逆に後者はどうでしょう。iPhoneを開発したと言われるスティーブ・ジョブズ氏や、Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ氏などはデニムやシャツ、タートルネックといういたってシンプルな服装が印象的です。彼らは言わずと知れた億万長者です。
なぜお金持ちなのに、私のような庶民と同じような服装をしているのでしょうか。

 

私が考えるに、「シンプルであること」は成功への近道なのではと思っています。

 

よく言われることですが、人間は1日のうちに「判断・選択」ができる回数が基本的に決まっているそうです。これは些細なことでも言えると考えられるので、「お風呂に入るかご飯が先か」といったことや、「週末は映画館に行くか、ショッピングに行くか」なども意識しないうちに選択しているということになります。

そして、服装を決めることももちろん選択です。○○色のボトムスを穿いたから上着は△△色にしようとか、ジャケットを着るからデニムじゃなくてチノパンにしようとか、全部「選択」です。

 

みなさんも実感があるかと思いますが、選択を繰り返すとすごく消耗しますよね。特に仕事は選択の連続だと思うので、夕方に能率が下がってくるのは選択の回数が限界に達しているからというのも1つあるのではと思っています。

 

要するに、仕事など自分が頑張りたいことで正しい選択ができるように、「必要のない選択」を減らしていくことが重要だと思っているのです。
冒頭で触れたジョブズ氏などは、服装など仕事に関係のないことを考える時間を極限まで削って、自分のやりたいこと、好きなことのためにエネルギーを残しておいたことが、すばらしい功績を上げられた1つの要因なのではないかと思っています。

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それでは、これがどうやって節約に結び付いていくのかを書いてみます。

 

みなさんのお部屋は、いつもきれいに片付いていますか?洋服や物があふれかえっていますか?

例えば少し風邪っぽいなと思って薬を探す時を考えてみましょう。

①部屋が整理されていない場合
 この場合、まず薬を探さなければいけません。棚の中身にありそうだと思っても、様々なものが整理されずに無秩序に入っているのであれば、すべての段を、ものをどかしながら探さなければなりません。なければ棚以外の他の場所を探し、最終的に見つからなかった場合は、結局買いに行くことになります。

②部屋が整理されている場合
 ものの種類ごとに棚を分けるなど整理整頓がされていて、どこに何があるか分かるようにしておけば、薬の場所はだいたい目星がつくのでせいぜい2~3回棚を開けて、ぱっと見てなければお店に買いに行けます。というより整理整頓ができている方は、風邪薬が家にあるかどうか事前に把握しているので、買いに行く場合でも棚を開ける必要もないというのが実際のところかもしれません。

…どうでしょうか。同じ行動をするにも、使うエネルギーが大きく違うことが分かりますよね。①だと、疲れて風邪が悪化してしまいそうです…

 

節約も同じだと思うのです。節約を継続するには、やはりそれなりにエネルギーが必要になるからです。
水を節約しようと思っていても、いざ料理を始める時に流しの中が汚れた食器だらけだと、まずそれを洗うか、見て見ぬふりをして料理を始めるかを選択しなければいけません。
見て見ぬふりをして料理を始めてしまった場合、食事を終えて大量の食器を前にし、

「さすがに洗おうか」

「いや、量が多すぎるから明日にしようか」

など、悩みは尽きないということになります。そしていつかその食器たちを洗うときには、嫌な気持ちが大きくて水の節約のことなど考えず、とにかくさっさと片づけてしまおうということが頭を支配しているはずです。
私がその状況だったら、きっと水は出しっぱなしで、洗剤も大量に使って早く洗い物から解き放たれることしか考えていないことが想像できます 笑

冷蔵庫なども、整理されていれば食材を探す必要はありませんが、整理されていないと探す作業からスタートすることになります。さらに最悪なのが、奥に隠れた食材を見つけられなかった場合、賞味期限が過ぎてしまうとその食材は無駄になります。つまり、それを買った値段分、お金を捨てているのと同じことです。

 

以前に「超簡易家計簿」の記事を書いたこともありますが、複雑ではない簡単な家計簿がよいと思う理由もここにあります。複雑だとどんどん凝ったものになってしまいがちで、「もっと見やすくするにはどうしたらいいか」とかいろいろ考えて試してしまいがちです。
また、複雑だと家計簿を付けること自体が大変なので、2回目以降は「そろそろ家計簿を付けようか」と思った時にその複雑さを思い出し、「今やるか、今度にするか」という選択が生まれてしまいます。シンプルならパパっとやって終わるので、考える必要もないんですよね。

greenest.hatenablog.jp

 

最近ミニマリストなんて言う言葉が流行っていますが、物が少ないと探し物などをしなくて済むのに加え、いらないものを徹底的に処分する過程で、「結局捨ててしまうものをこんなに買っていたんだ」と気づき、次に買い物をする時に「本当に必要か」をよく考えるようになります。
これが持ち物を必要最小限にする良さだと、私は考えています。

 

いかがでしたでしょうか。整理整頓が、多くの点で節約に影響を与えているということを感じていただけたら幸いです。
私も基本的に部屋は整理していますが、仕事が忙しい時期や心に余裕がない時には散らかってしまうこともあります。
これを解決するために工夫していることとしては、何かを部屋に持ち込むときに「最終的に捨てるものではないか」をよく考えるようにしています。これを習慣化してしまえば、必要なもの以外の物は増えていきません。

同じような考えの方、いらっしゃいますかね?

 

今回は以上になります!感想や違う考え方などありましたら是非教えてください!

ではでは!