貯金を通じて考えたこと⑤
貯金を通じて考えたことシリーズ、今回でラストにするつもりです!
ちょっと堅苦しいかもしれませんが、少しでも皆様のお役に立てていればと思います。
次回は気楽なお話にします!笑
(前回記事)
さて、ラストのテーマは、「金銭的余裕の違い」です。
収入や貯金などお金に余裕がある方と、余裕のない方の違いはどのように生まれるのかということです。
そもそも、なぜこういうことを考えるようになったかについてですが、一部の富裕層を除けば我々は毎日必死に働いていて、なんとか生活できる収入を得ています。そして、その中から少しずつ貯金をしている私のような人間もいます。
しかしふと、なぜこんなにギリギリなのだろうか、もっと余裕があってもいいんじゃないかと思ったのです。
そしてさらによく考えると、例えば私の数倍・数十倍の収入を得ている方もいるわけです。こういった方にお金が回っているのはなぜなのかと考えたのです。
自分なりにいろいろと考えてみたのですが、例えばサラリーマンである私の立場だと、「何を買うか」については自分で決めることができます。しかし、
・給料
・待遇
・税金
といったものは、私自身が決めることができません。当たり前ですが会社や国が決めるものです。
そして、お金持ちという言葉で連想されやすい社長や政治家の方は、給料や税金などにある程度影響を与えられる立場にあります。ここに違いがあるのではと考えたのです。
例えば社長は、会社の大切な社員の生活を充実させるため、できるだけ待遇をよくしてくれているはずです。
しかし、社員より給料の低い社長というのは見たことがありません。どれだけ待遇をよくしてくれていても、雇われている社員の給料はある程度のところで抑えられているはずなのです。
これが、一般人の生活にそれほど余裕ができない原因の1つであると考えました。
そこで、雇われている側としてできることは、主に次の3つが考えられます。
①〈難しい〉自分も社長や政治家など「お金持ち」側になるために勉強する
②〈普 通〉自分の給料が、他の会社や国と比べてどの程度なのか調べる
③〈簡 単〉なんとか生活できているため、現状維持に努める
①は、とてもとても大変だと思います。でも、社長を目指して日々頑張って働いていらっしゃる方もいるはずです。大変ではありますが、一番わかりやすい解決策ですね!
順番が変わりますが③については、今の日本人で一番多いのではないかと思います。給料が低いとはいえ、工夫をすれば貯金ができます。
②は、今後我々にとって必要になってくることなのではと思っています。他の先進国と比べて日本は近年の平均年収が伸びていないと言われているようですが、こういった問題や政治に無関心な方も多い傾向にあるため、給料の低さという問題が放置されている気がするのです。給料が低い方たちがそのことを主張しなければ、当然何も変わっていきません。
このブログでも何度も書いているように、幸いにも現代はネット上で簡単に勉強ができる素晴らしい時代です!調べようと思えば、いくらでも情報は出てきます。
現状を変えるには、まずは1人1人が問題意識を持って、できるだけ大勢で行動していくことが重要だと思っています。
…とここまで書いておきながら、実は私は給料計算や税金制度の複雑さが苦手で、あまりよく理解できていません。「偉そうに言っておきながらなんやねん!」と思った方、ほんとですよね 笑
でも、漫画「ドラゴン桜」に出てくる先生も、「制度を作っているのは頭のいい方だ!それに従って損をしたくなければ勉強しろ!」というようなことをおっしゃっていたような気がします(詳細が違っていたらすみません)。
私のこの考え方自体は、そんなに間違ってはいないと思っています。
今周りを見ると、そういったことを考えたこともない方、または考えたことはあるが諦めている方が多いような印象です。私ももしかしたら後者に入っているかもしれません。
でもそれでは日本は発展していきませんし、子どもたちの将来に良い環境を残してあげることもできません。
だから、特に税金については、近々勉強したいと考えてはいます。
普段からこのようなことを考えたり、実践されている方ももちろんいらっしゃると思います。そんな方はぜひお考えをお聞かせください!
あまり考えたことのなかったみなさんもお時間ある時など、ぜひ少し考えてみていただければと思います。またありふれた言い方になりますが、一人の力では難しくてもみんなで考えることで、少しずつ会社や国をよい方向へ動かしていけると思います。
…という固ーいお話でした!笑
次は気楽なお話を書きます!