greenest’s diary

子育てパパの節約・蓄財や楽しみを発信します

貯金の目的 ~そもそもなぜ貯金をするのか③~

みなさんこんにちは!子育てパパのgreenestといいます!

楽しみながら節約・貯金に励んでいます!

 

今回は「貯金の目的」シリーズの第3弾です!

 

(第2弾までもぜひご覧ください)

greenest.hatenablog.jp

 

今回からは、第2弾までと少し毛色の違った、「仕事」に関わる内容になってきます。

貯金の目的が「仕事」に関わること?と思う方もいるかもしれないので、できるだけ分かりやすく書いていきたいと思います。

 

現在私は働いて給料をもらうことで生活しています。読んでいただいているほとんどの方はそうだと思います。

でも、仕事って大変ですよね。正直、あと約30年も今のペースで働き続けると考えると、自信が持てなくなる時があります。今でも大変な時があるのに、そんなに長期間にわたって、心身ともに健康でいられるだろうかと思ってしまうのです。

そんな中で、働く期間を「30年」から「20年」に減らすことができたらどうでしょうか。少し気が楽になりますよね。さらにその20年も、8時間勤務ではなく「4~5時間勤務」になったらどうでしょう。かなり気持ちに余裕ができませんか?

私は、貯金がこれを実現するための1つのステップになりえると考えています。

 

例えば家賃や食費、予備のお金なども合わせて、月に20万円使えるのが理想だとします。そうすると1年で240万円、10年だとその10倍で2400万円必要になります。

後で書きますが単純にはいかないので、あくまで「計算上」の話ですが、2400万円あれば、10年間は働かなくても生きていけるということになるのです。もう少し貯金があれば、「計算上は」、勤務時間を減らしても大丈夫ということになるのです。

つまり、55歳で退職しても、65歳までの10年間は貯金で生活でき、それ以降は年金などで生きていけると考えられれば、気持ちがずいぶん楽になります。

 

「55歳までに2400万円なんて無理!」と思う方もいるかもしれませんが、以前の記事にも書いているように、

 

「貯金=収入ー支出」

 

です。月々の手取りが20万円なら、年間で「20万円×12か月=240万円」になるため、10年で手取り収入が2400万円に到達します。ボーナスがある方もいると思いますし、夫婦で共働きでももっと早く到達できます。同じ会社で働き続ければ年齢とともに給料も増えていく会社も多いと思うので、10年より早く到達できる方もいるでしょう。

あとは支出をいかに減らすかですが、ぜひ私の過去の記事もご覧になりつつ、無理のない範囲で少しでも節約をしてみてください。冷静に長期的に考えれば、決して無理な数字ではないと思います。

 

ただし、単純に「55歳からは貯金を少しずつ使って働かずに生きていこう」と考えて仕事を辞めてしまうのは非常に危険です。なぜなら、この考え方では予想のつかない事態に対応できないからです。

例えば、急に大怪我をしたり病気になって、手術や入院のために多くのお金が必要になったら、仕事を辞めてしまっていては払うことができません。年金も正直我々が退職する時代にはどのくらいもらえるのか分からず、年金だけで生活していくのはかなり大変になると思われるため、自分で老後の備えとして貯金をしておくことも必要です。

仕事を辞めてしまうと、このようにもしもの備えがないため、何かあった時に非常に困ってしまいます。また、少し贅沢をしたいと思っても、月に20万円しか使えないので諦めざるを得なくなってしまいます。

 

実際、私も貯金を始めてみて、「月々〇万円貯められるな」と考えていたのが、実際はそれよりも少ない金額しか貯まらないということを経験しています。それは、例えば引っ越しをして業者に払うお金だったり、車やエアコン、洗濯機や電子レンジなどの調子が悪くなって修理・買い替えをする代金、忘れがちな年に一度の自動車税や保険料の支払いなどが原因でした。(たまに派手に旅行した旅行代も、貯金の足をやや引っ張っていることは内緒です笑)

 

ただ、考え方としては、「最悪仕事を辞めても、何もなければ最低限生きていける」と思えるだけで、仕事のプレッシャーやストレスが少し軽くなるのではないかと思います。仕事が辛くて精神を病んでしまうくらいなら、そんな仕事を辞めてのんびりと暮らせると考えられるのです。そうやって少し安心した状態で、それでも働けるのであれば定年まで働けばよいし、どうしても苦しくなったら時短勤務にするなど仕事のペースを落としたり、最悪辞めても大丈夫と思っていればいいのです。

要するに、貯金は何かを買ったりするためだけのものではなく、何も買わなくても「仕事をする上での安心感」を得られるものだという事です。これも貯金の大きな意義だと思います。

ただ、貯めこんでいるだけではいろいろな意味で非常にもったいないので、貯金したお金を少しずつ増やしつつ有効に使う方法を、また別の記事で書きたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。あくまで1つの考え方のご紹介のようになってしまいましたが、貯金が将来の仕事の安心に結び付くなんて、あまり考えたことがなかった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。私もまだ比較的若いので、経験もしていない将来のことを偉そうに語れる立場ではありませんが、いろいろ考えてこんな考えに至ったのです。

次回はもう一歩踏み込んで、貯金と将来の働き方について、より詳しく書いてみようと思います。よろしければご覧ください!