固定費の見直し ~車関係の費用は思わぬ落とし穴?~
今回は固定費の第6弾です。
前回は保険料の見直しについて書きましたが、その他固定費関係の記事も私の体験を交えて書いているので、気になる方はぜひご覧ください!
さて、今回のテーマは、「車関係」の費用です。
車はわかるけど、「関係」って何!?という方、一度ジャスミン茶とか飲んで落ち着きましょう。
見落としがちですが、車は買う時だけではなく、たまに乗る程度でもかなりのお金がかかります。
例を挙げると以下のようなものです。
①自動車税
②車検代、重量税、法定点検代
③点検で見つかった不具合を直す修理代
④ガソリン代
⑤高速道路利用代(ETC使用料など)
⑥駐車場代
⑦任意保険料
1年あたりの料金を挙げると、私の場合次のようになります。
①8万円(約4万円×2台)
②10万円(2年に1度約10万円×2台=20万円のため、2で割って1年換算)
③5000円
④6万円(5000円×12か月)
⑤4万円(3000円×12か月+α)
⑥12万円(5000円×2台×12か月)
⑦15万円(1台目5万円+2台目10万円)
ざっと計算しただけでも、車2台で年間約55万円かかっています。通勤等で毎日使っているわけでもないのに、です。
私の場合は子供が小さく、今後私も妻も通勤に車を使うようになる可能性があるためなかなか手放せませんが、2台を1台にすれば、少なくとも①、②、⑥、⑦は1台分になるため、年間約20万円節約できる計算になります。
このように考えると、例えば週に1回、月に4回程度しか車を使わないのであれば、乗車距離によっては車を手放してタクシーに乗った方が安いなんてこともあり得るわけです。
タクシーでやや遠くまで、片道2000円だとしても、年間の料金は、
2000円×2(往復)×月4回×12か月=19万2000円で、車を所有するとかかる約20万円より若干安い計算になるのです。
もちろん、毎回タクシーを使わずに、時間がある時だけでも電車やバスを使えばさらに格段に安くなります。
これを見ると、いかに車にお金がかかっているか、よくわかりますね。
一方で、車はすごく便利です。どこかに行きたいときにすぐに行けますし、重い荷物を運んだりもできます。長距離の旅の相棒にもなりますし、道中の自分専用のカラオケルームにもなります 笑
また、車自体のかっこよさ・かわいさや運転の楽しさなどから、そもそも車が好きで趣味も兼ねて持っているという方もいると思います。これらの長所は見過ごせません。
それでも事故のリスクがあるなどの欠点もあり、本当に人によって車の価値は大きく違うと思います。ただ、何となく無料のような感覚で車に乗っている方がもしいらっしゃれば、上記の費用は意識しておく必要はあると思います。
なかなか貯金がたまらないなーという方、もしかしたらこれが思わぬ落とし穴になっているかもしれません。
お金はかかりますが便利な車。自分にとっての価値を、もう一度見直してみるのもいいかもしれませんね!